ラスト1枠は大山か宮里か渡邉か。
五輪出場をかけて全米女子OPで激突 (5ページ目)
前週のキャンビア・ポートランドクラシックで、今季初のトップ10入りを果たした横峯さくら(30歳)の調子も上向きだ。爆発力があって、2014年の全米女子オープンでは7位と健闘。再び上位進出なるか、期待が膨らむ。
日本からは他に、原江里菜(28歳)、佐藤絵美(24歳)、松森彩夏(22歳)、堀琴音(20歳)、アマチュアの澤田知佳(17歳)が出場。それぞれ、世界最高峰の舞台でどんなプレーを見せてくれるのか、注目したい。
優勝候補の本命は、メジャー第1戦のANAインスピレーションを制した世界ランキング1位のリディア・コー(19歳/ニュージーランド)と、18歳で全米 女子プロを制した世界ランキング2位のブルック・ヘンダーソン(カナダ)。10代ふたりの勢いは増すばかりで、今大会も両者の争いに注目が集まっている。
もちろん、米女子ツアーで絶大な勢力を誇る韓国勢も無視できない。ティーンふたりの躍進にストップをかけようと、実力者たちが虎視眈々と頂点を狙っている。
例年以上に注目度が高まっている全米女子オープン。カリフォルニアの澄み切った青空の下、まもなく決戦の幕が切って落とされる。
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