【内藤雄士ゴルフレッスン】肩のラインが正しいと、ショットも正確に!

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato   中山雅文●撮影 photo by Nakayama Masafumi

白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第4回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

    

肩のラインを整える

白石あさえ:以下白石 アドレスって結構、腹筋や背筋に力を入れないといけないんですね(前回のレッスン参照)

内藤雄士コーチ:以下内藤 そうなんです。ラクに構えていると、スイング中に体が動きすぎて、反復性が悪くなったり、緩む原因になるのです。今回は肩のラインの重要性についてレッスンしましょう。

白石 肩のラインですか?

内藤 そうです。両肩を結んだラインを指します。前回のレッスンで話しましたが、人は無意識に自分が構えやすい格好で構えたり、飛ばそうとして間違ったアドレスになっていたりするものです。だからこそ、スタート地点のアドレスで正しい準備をしておく必要があります。そこで最も大切になるのが肩のラインです。

 正しい前傾の仕方は前回説明した通りで、足のつま先側に体重がかかるのが正しいポジショニングになります。拇指球の上に体重が乗っているイメージを持つといいでしょう。この右足と左足の拇指球を結んだラインが打ちたい方向になります。このラインに対して肩のラインが平行になるように構えることがポイント。肩のラインが開いているとスライス系の球になりやすく、右に向いていると右方向へのプッシュアウトや左への引っ掛けが出やすくなります。体の中心に軸が左右に傾くといった悪い構えにつながるので、肩のラインは非常に大切なのです。

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