【木村和久連載】クラブ本数は、14本でなくてもいいんじゃない!?

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第7回

 最近のゴルフのライフスタイルの変化は、目まぐるしいものがあります。

 個人的には、自ら車を運転してゴルフ場に行くことから、電車を利用したり、車に便乗させてもらったりしてゴルフ場に行くようになったことでしょうか。そうすると、お酒が飲めるし、疲れないし、すごく楽です。

 また、たまに軽めのラウンドというか、ちょっとした練習気分でラウンドするときは、クラブのハーフセットを持って、そのまま電車に乗ってゴルフ場に行くこともあります。驚いたことに、そうやって7、8本のセットでラウンドしても、あまりスコアが変わらないんですよ。いったい、あれは何なんでしょうね。

 そこで今回は、少ないクラブ本数でのラウンド、そんなラウンドでもスコアが変わらない"事実"について、考えてみたいと思います。

 練習場に行くために、私はソフトカバーのクラブケースを持っています。そのケースには、ドライバーを入れても、8、9本くらいのクラブが収まります。早朝や午後のハーフプレイとか、都内近郊の河川敷とかでやる軽めのラウンドは、これでもう十分です。

 省くクラブは、まずウェッジ関係。サンドウェッジかアプローチウェッジか、どちらか一方にします。アプローチウェッジでもバンカーから出せますし、むしろそっちのほうが簡単なくらいです。

 アイアンは、9番を入れたら、次は7番とかね、そんなふうに間引いていきます。間引きされたクラブがあることで、普段打たないショットをすることになりますが、実はこれが案外楽しいんです。

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