検索

ロナウドはサウジアラビアを離れられない? 前代未聞のオファーで引き留め作戦進行中 (3ページ目)

  • リカルド・セティオン●文 text by Ricardo Setyon
  • 利根川晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

 いずれにせよロナウドは、現代サッカーの歴史のなかで、トップ選手としては最も長くプレーした者となるはずだ。

 その人気はまだ決して衰えてはいない。ロナウドが昨年8月にYouTubeチャンネルを開設すると、わずか90分で100万人、24時間で2000万人のチャンネル登録者を獲得した。現在の登録者数は7350万人にのぼる。

 そんなロナウド引き留め作戦のとどめは、彼がアル・ナスルの株主になるということだ。今回、アル・ナスルはオファーの一環として、ロナウドにクラブ全体の5%の株式を譲ることもオファーした。

 ロナウドは以前から、将来はクラブのオーナーになりたいとほのめかしている。その夢はポルトガルでも実現できるだろうが、サウジアラビアと強固な絆が結ばれているなか、サウジのチームのオーナーになることも可能になる。

 これだけのことをされて、はたしてロナウドはサウジアラビアを去ることができるだろうか。

フォトギャラリーを見る

3 / 3

キーワード

このページのトップに戻る