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旗手怜央が掲げた新シーズンの目標「デ・ブライネやギュンドアンのような決定的な仕事ができる選手へ」 (4ページ目)

  • text by Harada Daisuke

【新シーズンは決定的な仕事ができる選手に】

 2024-25シーズン。自分自身がさらに突き抜けるために向上させなければならないところはたくさんあるが、なかでも目に見える結果であり、数字にはこれまで以上にこだわっていかなければいけない。

 いわゆる「8番」や「10番」といったポジションでプレーしていくには、誰が見てもわかるようなゴールやアシストが増えてくると、選手としての価値や怖さも増していくと思うからだ。

 たとえば、目標とするマンチェスター・シティのケヴィン・デ・ブライネやバルセロナのイルカイ・ギュンドアンは、ひとりでプレーを完結できる力も備えている。最後のところでゴールを決めきる力――自分もゲームを作るだけでなく、そうした決定的な仕事ができる選手になりたい。

 試合に関わり続けながらも、フィニッシュに顔を出せる選手。その理想を追い求めて、欧州で迎える4シーズン目もチャレンジしていきたいと思う。

著者プロフィール

  • 旗手怜央

    旗手怜央 (はたて・れお)

    1997年11月21日生まれ。三重県鈴鹿市出身。静岡学園高校、順天堂大学を経て、2020年に川崎フロンターレ入り。FWから中盤、サイドバックも務めるなど幅広い活躍でチームのリーグ2連覇に貢献。2021年シーズンはJリーグベストイレブンに選ばれた。またU-24日本代表として東京オリンピックにも出場。2022年3月のカタールW杯アジア最終予選ベトナム戦で、A代表デビューも果たした。2022年1月より、活躍の場をスコットランドのセルティックに移して奮闘中。

【写真】欧州サッカートップスターの美しきパートナーたち

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