長谷部誠、感極まってラストマッチで涙 「今というタイミングが、みんなにとってハッピー」 (4ページ目)
クラブもね、そういうタイミングは自分で決められると思っていたので、そういう権利を与えてくれたと思うんですけど。今というタイミングが、みんなにとってハッピーなんじゃないかなと思います」
それほどの信頼関係があるこのクラブで引退するのは、自然なことなのだろう。
今後は数カ月の休みをとったのち、フランクフルトでアカデミーコーチに就任し、同時にライセンスの取得も目指すという。「第二の故郷」というフランクフルトで、長谷部がどのような指導者になり、どのような選手を育てていくのか。今から楽しみだ。
著者プロフィール
了戒美子 (りょうかい・よしこ)
1975年生まれ、埼玉県出身。2001年サッカー取材を開始し、サッカーW杯は南アフリカ大会から、夏季五輪は北京大会から現地取材。現在はドイツを拠点に、日本人選手を中心に欧州サッカーを取材中。著書『内田篤人 悲痛と希望の3144日』(講談社)。
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