「もはや無敵」なのは誰か ハーランド、オシムヘン、古橋亨梧... ゴールを量産する秘密を風間八宏が解説 (2ページ目)

  • 中山 淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by Getty Images

【オシムヘンは相手の背中に立ってゴールに向かう】

 2人目は、現在ナポリで活躍するナイジェリア代表のヴィクター・オシムヘン。目下セリエAで21ゴールを量産し、チャンピオンズリーグでも4ゴールを記録(4月5日時点)。自他ともに認めるヨーロッパ屈指のストライカーのひとりとなった。

 そんなオシムヘンの特徴を、風間氏が解説する。

「オシムヘンはスピードもあるうえ、常に相手の背中に立ってゴールに向かっています。ただ相手と競争してスピードで上回っているだけではなく、ストライカーの条件とも言えるポジショニングができていることも、ゴールを量産できる理由のひとつです。

 さらに言えば、ハーランドのように相手が届かないところに届いてしまうという飛び抜けた身体能力も兼ね備えています。それは地上だけでなく空中も含めての話で、そのレンジの広さも大きな武器と言えるでしょう。

 また、ゴール前でも繰り返しゴールを決めるための体勢作りができているので、ボールに対する反応もいい。体格は大きいですが、アジリティもある。確かにゴール前の細かい動きはハーランドほどではありませんが、ナポリはシティのように相手のペナルティーエリアに押し込んで攻撃するサッカーではないので、そういう意味では、ナポリのスタイルに合ったストライカーだと思います」

 そのほかにも、オシムヘンとハーランドに共通しているのは、ボールを受ける、運ぶという技術と、ゴールを決めるまでの正確な技術にあると、風間氏は指摘した。

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