日本戦を「宝くじに当たった」と喜ぶクロアチア。Jリーグでプレーしたミキッチ、ニーノ・ブーレは森保Jの分析に大忙し (4ページ目)

  • ズドラフコ・レイチ●文 text by Zdravko Reic
  • 利根川 晶子●翻訳 translation by Tonegawa Akiko

 個々の日本選手の情報は、同じチームでプレーする選手からもダリッチ監督にもたらされている。例えば鎌田大地はクリスティアン・ヤキッチとフランクフルトで一緒にプレーしているし、前田大然はヨシップ・ユラノビッチとセルティックでチームメイトだ。

 日刊紙『ユータルニ・リスト』は、堂安律はピッチに革命を与えるジョカーだと紹介し、堂安に加えて鎌田、冨安健洋がクロアチアにとって最大の脅威だと分析している。

『スロボンダ・ダルマチア』紙は、吉田麻也がクロアチア代表におけるルカ・モドリッチの役割を担っているとしている。つまりチームに安定感を与える存在ということだ。長くヨーロッパでプレーする彼はサムライたちのキーパーソンで、彼の唱える「精神と連帯」は日本代表の根底にあるものだとしている。

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