メッシが置かれた代表での新しい立場。その姿はイタリアW杯のマラドーナと重なった (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by JMPA

 メッシはそう語っている。メッシが2点目を決めたE・フェルナンデスを抱きしめる姿に、このチームの真実はあるのかもしれない。

 11月30日、メッシはバルサの新エースであるロベルト・レヴァンドフスキを擁するポーランドと、ベスト16進出をかけた勝負に挑む。

【著者プロフィール】小宮良之(こみや・よしゆき) スポーツライター。1972年、横浜生まれ。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。

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