日本代表はゼロ。CL決勝トーナメントの舞台に立った選手が最も多い国は? (4ページ目)

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • photo by Reuters/AFLO

 そこで、決勝トーナメント1回戦第2戦に出場した16チームの選手の国籍(国籍と異なる国の代表チームでプレーしている場合はそちらを優先)を、以下のようにランキング化してみた。

1)スペイン=25人 
2)ブラジル=22人 
3)ポルトガル、フランス=21人 
5)イングランド=18人 
6)ドイツ=14人 
7)イタリア、アルゼンチン=13人 
9)オランダ=12人 
10)ウルグアイ=7人 
11)オーストリア=6人 
12)クロアチア、モロッコ=5人 
14)ベルギー=4人 
15)デンマーク、ポーランド、セルビア、トルコ、アメリカ、カメルーン、スロベニア、セネガル=3人 
23)コロンビア、コートジボワール、ナイジェリア、スウェーデン、メキシコ、ウクライナ、スコットランド、アルジェリア、チリ=2人 
32)エクアドル、カナダ、ギリシャ、ガーナ、モザンビーク、モンテネグロ、中央アフリカ、マリ、スイス、エジプト、スロバキア、ギニア=1人

 国の数は43に及んだ。このなかに日本の名前がないのは大問題と言うべきではないか。CLの決勝トーナメントを戦う選手が複数いないと、W杯の決勝トーナメントで強国相手に番狂わせを演じることは難しい。

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