欧州サッカーは驚きの高額放映権料。
リーグ再開へプレッシャーの裏事情 (5ページ目)
イタリアのセリエAは、スカイスポーツとDAZNがライブ放送する国内分を2018−2019シーズンから3年総額29億1900万ユーロ(約3388億円)、国外分を10億2000万ユーロ(約1184億円)で契約。これにより、2020−2021シーズンまでは年間総額13億1300万ユーロ(約1524億円)のテレビ放映権収入が担保された。
また、2021−2022シーズン以降の契約についても現在スペインのエージェントのメディア・プロ社と交渉中。昨年12月には「3年総額で25%増という大型契約に近づいている」と報じられていたが、今回のコロナ禍によってその交渉は難航することが予想される。
2017−2018シーズンからのテレビ放映権の新契約でイタリアを追い抜いたドイツのブンデスリーガは、スカイスポーツとDAZNがライブ放送する国内分を4年総額46億4000万ユーロ(約5385億円)、国外分を2018−2019シーズンから3年総額8億4000万ユーロ(約975億円)で契約。その結果、リーグとして手にする2018−2019シーズンの年間総額は14億4000万ユーロ(約1671億円)を計上した。
5 / 7