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未来のスーパースターはこの中に。
レイニエルら東京五輪世代の攻撃的MFたち (4ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • photo by Winner Media/AFLO

 同じく五輪出場はないが、イングランド代表のメイソン・マウント(21歳、チェルシー)も大舞台で存分に実力を示しており、どう化けるかに注目が集まる。ゴールに向かうインテンシティが高い選手で、相手のボール回しをかっさらい、そのままゴールするシーンも少なくない。"前輪駆動"で、相手を屈服できるMFだ。

 ウルグアイ代表フェデリコ・バルベルデ(21歳、レアル・マドリード)も、マウントと似たプレー強度の高いMFと言える。持ち場の球際で負けないため、その局面から勝負を優勢に持ち込むことができる。ウルグアイ人選手は球際で粘り強く"ファイター"が多いが、彼もその例に漏れない。

 一方、日本にも久保建英をはじめ、攻撃的MFの逸材は多い。ただし、話をインサイドハーフに限ると、4-3-3の布陣を使うチーム自体が少なく、適性のある選手はそもそも多くない。五輪年代では、本田風智(18歳、サガン鳥栖)は適性を感じさせるが、未知数だ。

 世界的には、10代で怪物感を漂わせる選手が出てきている。

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