未来のスーパースターはこの中に。
レイニエルら東京五輪世代の攻撃的MFたち (5ページ目)
ブラジルU-20代表レイニエル・ジェズス・カルヴァーリョ(18歳、カスティージャ)は一気にスターダムを駆け上がるかもしれない。
今年1月、レイニエルはレアル・マドリードと契約し、ラウル・ゴンサレス監督が率いるカスティージャでデビュー。デビュー戦でいきなり2得点を決めた。左サイドを中心にゲームメイク。「カカ2世」と言われるが、ジネディーヌ・ジダンにも近い。
プレーのひとつひとつがエレガント。華麗なターンやボールキープ、ビジョンを生かしたスルーパスやループシュートは、見る者のため息を誘う。必ずしもインサイドハーフではなく、攻撃的MFとして型にはまらない選手になりそうだ。
最後にもうひとり。世界的にはまだ無名だが、ロベルト・ナバーロ(17歳、レアル・ソシエダB)は原石である。バルサの下部組織ラ・マシア育ちで、モナコでプロ契約し、ティエリ・アンリ監督のもとで16歳にしてトップデビュー。今はシャビ・アロンソ監督に鍛えられて、今後どんな輝きを見せるか。
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