ネイマールが守備に奔走で味方が拍手。
PSG今季ベストマッチで8強

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by Getty Images


 その間に相手ゴールを脅かしたのは25分のカバーニのシュートシーン1回のみだったが、攻撃こそが最大の防御。第1戦で2ゴールを喫したアーリング・ブラウト・ハーランドから2シャドーのジェイドン・サンチョとトルガン・アザールを遠ざけたことで、ドルトムントに攻撃の糸口を与えることはなかった。

 もちろん、ハーランドを完璧に封じたマルキーニョスとプレスネル・キンペンベのCBコンビのハイパフォーマンスぶりも、この試合の勝因のひとつだった。故障明けに実戦経験を積めなかったキャプテンのチアゴ・シウバをメンバー外にして、マルキーニョスをCBで起用したトゥヘルの采配が見事に的中したと言える。

 昨シーズンのラウンド16で戦犯となったキンペンベも期待に応え、その時に流した涙を無駄にしなかった。同じことは、トーマス・ムニエの代わりに右SBとして任務を遂行したティロ・ケーラーにも言える。

 そのほか、2ゴール目を決めるなどあいかわらずCLの舞台に強いことを証明したベルナトもマン・オブ・ザ・マッチに相応しい活躍を見せ、レアンドロ・パレデスとダブルボランチを組んだイドリッサ・ゲイェもグループステージのレアル・マドリード戦(第1節)以来のパフォーマンスを見せて信用を取り戻すことに成功した。

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