南野拓実がリバプールにフィットしてきた。「毎日必死です」 (3ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO


 だが、加入から2カ月が経過した今、リバプールの呼吸とリズムに合ってきた。

 試合後は南野も「スムーズに身体が動いてきている」と、自身がチームのスタイルに適応し始めていると語った。ただ、対戦相手のチェルシーが攻撃のために前へ出てきたことで、自分の周囲に十分なスペースがあったことも大きかったと話した。

「(記者:フィットしてきた?)相手によると思います。僕のポジションって、やっぱり相手が引いてきたときは難しい。ボールを受けてからの時間もないし。今日みたいに相手も(前に出てきて)サッカーをしてくる試合展開だと、わりとスペースもあって、僕のポジションも生きてくる。だから、今日みたいな試合のときにしっかり結果を残して、アピールすべきだったと思う。

 もちろん、フィットしてきているところはある。チームのサッカーを理解してきて、スムーズに身体が動いてきている部分は、この2カ月でよくなっていると思います。でも、だからこそ、こういう試合で結果を残していければいいかなと。結果を残せなかったことが自分の課題ですね」

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