鎌田大地もゴール。ベスト4進出のフランクフルトはカップ戦に全集中
リーグ戦で目標が見えない順位にいるチームにとって、シーズン終盤のモチベーションを見出すのはなかなか難しい。降格の心配はないけれど、ヨーロッパリーグ(EL)出場権争いに加わるほどでもない、つまりフランクフルトのようなチームのことだ。現在12位だが、降格圏の16位とは勝ち点差が8ある。ちなみにEL出場圏のシャルケとの勝ち点差も8だ。
そんなフランクフルトにとって、タイトルが手の届くところにあるのがドイツ杯であり、ELなのだ。
先週のEL決勝トーナメント1回戦ザルツブルク戦の日程変更を受けて、週末に予定されていたリーグ戦のブレーメン対フランクフルトは延期になった。そして4日、フランクフルトがホームにブレーメンを迎え、ドイツ杯準々決勝が行なわれた。結果は2-0でフランクフルトが勝利を収め、準決勝に駒を進めた。
ドイツ杯ブレーメン戦で追加点を挙げた鎌田大地(フランクフルト) この試合に先発し、追加点を挙げた鎌田大地が言う。
「優勝を狙っている大会だったし、ホームでできて絶対勝ちたかったので、しっかり勝ててよかったと思います」
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