鎌田大地もゴール。ベスト4進出の
フランクフルトはカップ戦に全集中 (3ページ目)
勝利を決定づける2点目を決めたのは鎌田だった。フィリップ・コスティッチが左サイドから入れたクロスを、中央に入り込んだ鎌田が右足でぴたりと合わせた。ELザルツブルク戦では右サイドハーフで出場し、中央に絞りながらプレーすることで得点の起点となった。だが、この日は違った。
「今日も最初はサイドハーフで出る予定だったけど、(セバスティアン・)ローデが体調を崩して出られなくなって、急遽、トップ下でした」
中央でのプレーは、それはそれで難しいのだと鎌田は言う。
「真ん中に入っちゃうと、クロスに対して、(中盤から前線まで長い距離を走るため)普通に疲れていることが多くて......。右サイドから中に入ったりすると、なかなか相手も(マークに)つきづらいので、サイドハーフのほうがチャンスはあるかなと思っていました」
そして得点シーンをこう振り返った。
「コスティッチのクロスに関しては、完璧なすごいクロスだったと思う。ああやって何度も(ゴール前に)入っていけばチャンスが来ると思うので、今日は点を入れましたけど、毎試合、ああやって中に入れているというのが結果(につながる)かなと思います」
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