2020.03.06

三好康児、ケガを乗り越え奮闘中。
アントワープでスタメン復帰を目指す

  • 中田徹●取材・文 text by Nakata Toru
  • photo by Getty Images

 上位対決が続き、4試合ほど勝利から遠ざかっていたアントワープは、2月29日のオーステンデ戦でキックオフからラッシュを仕掛け、立ち上がり5分で2点をリードした。

足首のケガで長期離脱していた三好康児 後半に入ってからペースは落ちてしまったが、ラースロー・ベレニ監督は75分にベテランMFスティーヴン・ドフール、78分に三好康児をピッチに送り込むことで、チームの活性化に成功。88分には5人がゴール前まで走り込む迫力のカウンターを炸裂して3点目を加え、オーステンデを突き放した。試合は3−1でアントワープが勝った。

 このカウンターで惜しいシュートを放ったのが三好だった。FWイヴォ・ロドリゲスからのラストパスを引き出した三好は、GKウィリアム・ドゥトワの頭上を越すチップシュートを放ったが右ポストを直撃。このリバウンドをFWディウメルシ・ムボカニが押し込み、ハットトリックを完成させた。

 よほどシュートに手応えがあったのだろう、ムボカニがゴールを決めた瞬間、三好は頭を抱えこんだ。そんな三好にチームメイトは笑顔で駆け寄り、「半分、お前のゴールだぞ」と言わんばかりにビッグプレーを労った。