原口元気、好調維持も「納得がいかない」。
1部昇格への道は厳しく (2ページ目)
ただ、攻撃になると、なかなか原口にはボールが入らなかった。後半に入ってボランチの位置に下がると、ようやく原口を経由した攻撃の形ができ始める。51分にはセドリック・トイヒャートが決めて先制。ようやくハノーファーのペースで試合が動き出した。
「前半は10番(トップ下のポジション)で出て、あまりチャンスがないなかで、粘りながらチャンスは狙って......という感じでした。後半、6番(ボランチのポジション)になってからのほうが、ボールを触れた。6番に入ってからの方がチームにプラスになったかなと。10番では、相手のディフェンスと中盤の間で受けることと、裏(を狙うこと)を意識していますけど、肝心のボールが出てこなければ、あまり意味がないからね」
ハノーファーは連動して攻撃するという意識が薄く、中盤でボールを奪ったらとにかく前方に送るだけ。原口にチャンスは訪れなかった。それが後半になって原口の位置が下がると、ボールを奪ったあとの動きに工夫が出るようになった。
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