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失われたモウリーニョのカリスマ性。
CLで明暗が分かれるプレミア勢 (5ページ目)

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki photo by Getty Images

 もう1チームのスパーズは、グループCで最下位と元気がない。悪くはないのだけれど、入った組(他はバルサ、インテル、PSV)が悪かった。誤算はPSVが予想以上に好チームだったこと。UEFAランキングで首位スペインとの差を詰めようとするなら、最下位に甘んじていてはダメだ。最低でも3着に入り、ヨーロッパリーグに回る権利を得たいところだ。

 スペインとイングランド。それ以外にもうひとつの勢力として存在するイタリア勢(ユベントス、ナポリ、ローマ)も、今季は好調だ。

 レアル・マドリードの4連覇は絶対に阻止してほしい――とは、第三者的な意見である。どこが勝つかわからない混沌とした展開になるほど、CLは面白いのである。

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