無敗がストップした新生スペイン代表。
常に抱える「危うさ」の正体 (4ページ目)
スペイン国内では、代表チームの地位が高いとは言えない。分断を象徴する「クラブ至上主義」(各地域代表という意味合い)が蔓延し、なかでもレアル・マドリード、バルセロナの存在は突出している。ロペテギが代表監督を放り出し、レアル・マドリードの監督に飛びついた理由もそこにある。
ルイス・エンリケが順調に船出したのは間違いない。さまざまな力を結集することができれば、人材は豊富だ。
しかし、スペインは常に危うさを抱えている。
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