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ピザ、ジュース禁止。
マンチェスター・Cで「ペップ革命」進行中 (3ページ目)

  • 田嶋コウスケ●取材・文 text by Tajima Kosuke
  • photo by AFLO

「バルセロナとバイエルンでそうだったように、『ベスト』と信じるフットボールで戦いたい。それが通じることを証明するために、イングランドにやってきた。同じ場所に居続ければ楽だったが、今こそプレミアリーグに移るときだと感じた。もちろん、強化のために時間は必要だが、与えられた時間はそう長くない。周囲から期待されていれば、時間があまりないのは当然のことだ。バルセロナでもバイエルンでも、同じ道を歩んできた」

 スカッドを自分のカラーに染めようと、早速スペイン人指揮官はチームにメスを入れている。たとえば、センターバック(CB)。バルセロナでMFハビエル・マスチェラーノをCBに、バイエルンでもSBのフィリップ・ラームを中盤に移したように、シティでもセントラルMFのフェルナンド、ファビアン・デルフ、フェルナンジーニョの3人を最終ラインでテストしている。守備を統率するCBにもつなぐプレーを求めているだけに、大胆なコンバートでポゼッションサッカーの導入に本腰を入れている。

 特に、「10個のポジションでプレーできる」とグアルディオラが評価しているのが、フェルナンジーニョだ。「スピードと知性があり、動きもアグレッシブ。空中戦に強く、最終ラインはもちろん、どの位置でもプレーできる」と絶賛している。新生シティのキーマンになるかもしれない。

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