最低の試合をしたミラン。本田圭佑の落胆は大きかった (3ページ目)
「この不振の責任は全員にある。もちろん筆頭は私だが、あとは等しく全員が負うべきだ。これから先何が起こるかはわからないが、とにかく我々はこのまま仕事を続けていく。ただそれだけだ。あとはすべてチーム幹部が決めるだろう」
現役時代ミハイロビッチは闘志溢れる選手で、それは監督になっても変わらない。10人以上のレギュラー選手が代表戦で不在でも、次の試合に向けてのミラネッロでの練習はとてもハードなものとなるだろう。休み明けの試合はアウェーでのトリノ戦。今節こそ昇格したばかりのカルピに負けたが、今シーズンすばらしい活躍を見せ現在5位につけているチームである。ミランにとっては厳しいテストとなるだろう。
現在ミハイロビッチが進めている一番重要なアプローチは、先シーズンからの負の遺産として、いまだチーム内にはびこっている後ろ向きのメンタリティーを選手の頭から払拭することだ。今のミランはこれまでとは違う。レベルの高い選手も多くいる。自信を持っていいはずだ。少なくとも0-4で一方的に叩かれるようなチームでは決してない。
とにかく今私が言えることはただ一つ――Forza Milan!
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