最低の試合をしたミラン。本田圭佑の落胆は大きかった (2ページ目)
この試合後、セリエAはまた代表戦のための小休止に入ったが、ここまでの7試合のミランの結果はひどいものだ。順位は11位で3勝4敗。そしてなによりセリエAの中で2番目に失点が多い。つまり最低に近いDFということだ。
毎週このコラムを読んでくれている読者の方にはわかると思うが、この試合で本田圭佑がレギュラーに復帰するという私の予想は残念ながら外れてしまった。ミハイロビッチは彼を2試合連続してベンチに温存したままだった。本田自身の落胆もかなり大きかったようで、それが試合後のかなり激しいコメントにつながったのだろう(試合後、日本のメディアに語ったもので、現時点で発言内容はイタリア国内には伝わっていない)。
この後、代表戦でプレーするにも気持ちの切り替えが必要になりそうだ。どうかそこで新たな英気を養い、また闘志をもってミラネッロにも戻ってきてもらいたいものだ。
さて今回の敗戦を受けて、巷では早々にミハイロビッチ解任の噂もちらほら出ているようだが、その可能性はまずないだろう。財政的にもミランはいまだセードルフとインザーギの給料を払っている。これにミハイロビッチが加わったら大変だ。ただ試合後、彼はこう言っている。
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