マラドーナも参戦。FIFA副会長ら逮捕で南米は大混乱 (4ページ目)
今回の選挙でも、加盟国すべてがブラッターへ投票することが昨年12月の段階で決まっている。しかし投票前日になり、アルゼンチン、ウルグアイ、チリがアリ王子支持を打ち出し、他の加盟国を説得しはじめた。
南米サッカー連盟の現会長フアン・アンヘル・ナポウは、レオス元会長の子飼いのパラグアイ人でブラッター支持派。先の決定通りの投票を訴えたが、結局ブラッターに入れたのはブラジルとエクアドルだけだったとされる。一枚岩だった南米連盟が割れた。強力なリーダーを失った南米サッカー界。今後、さらなる混迷が予想される。
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