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CL展望。マンU香川真司、CSKA本田圭佑は混戦グループに (4ページ目)

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • photo by GettyImages

 UEFAリーグランキングはいま、1位スペイン、2位、イングランド、3位ドイツの順にあるが、ドイツが今季中にイングランドを逆転する可能性は十分ある。そしてそれは、この大会終了後に行なわれるブラジルW杯にも大きな影響を与えそうな気がする。

 スペイン対ドイツ。ブラジルを除けば、世の中は、いまこの2か国を中心に動いているといってもいいだろう。

 ミソは、追うドイツを陰でアシストするのがグアルディオラだということだ。バイエルンが2連覇を達成すれば、ドイツはスペインを抜いてブラジルの対抗馬に名乗りを挙げるというストーリーになる。

 もっとも、スペインのバルサ、レアル・マドリードも落ち目ムードはない。シメオネ監督率いるスペインの3番手、アトレティコ・マドリードには、CLベスト4を狙う勢いを感じる。

 その他で勢いを感じるのはポルトガル勢(ベンフィカ、ポルト)とロシア勢(ゼニト、CSKA)。それにウクライナのシャフタール。

 というわけで、内田以外の日本人選手が所属するグループA、D、Fは混戦が予想される。香川、宮市、本田は、その中でどの程度、輝けるか、目を凝らしたい。

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