リーグ戦初勝利。シャルケ内田篤人が絶賛する新加入の2人

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by GettyImages

 シャルケが今季リーグ戦初勝利をあげた。ここまでリーグ戦3連勝中の好調レバークーゼンに対して2-0の完封勝利。開幕以来苦しんできたシャルケにとって、大きな意味を持つ1勝となった。「この戦い方を続けていければと思う」と、内田篤人も手応えを感じる戦いぶりだった。

レバークーゼン戦の勝利を新加入のアオゴと祝う内田篤人(シャルケ)レバークーゼン戦の勝利を新加入のアオゴと祝う内田篤人(シャルケ) そもそも、この試合を前にしてシャルケは大ピンチを迎えていた。最終ラインのレギュラーメンバーであるCBヘベデスと左SBフクスが出場停止。さらに左SBのレギュラー候補だったコラシナツは負傷中で、DFの駒不足は明らかだった。

 シャルケはチャンピオンズリーグのプレイオフでPAOKを破ると、8月30日にハンブルガーからDFアオゴを、続いて31日にはミランからMFボアテングを獲得する。その2人がいきなり先発するといういわば異常事態だった。だが、その2人がそろってクオリティの高さを発揮したことがレバークーゼン戦の勝利につながった。内田は言う。

「新しい選手入ってきていい方向に転んだかなと思いますし、ボールを回せる選手が入ると心強い」 

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