Jリーグ30年のベストイレブンは誰か? 長年ピッチを取材してきたベテランジャーナリストたちが選んだ11人 (3ページ目)
【ジーコの開幕戦ハットトリックは永遠不滅】
六川則夫(サッカーカメラマン)
この記事に関連する写真を見るFW/三笘薫、久保竜彦、エムボマ
MF/三浦知良、ジーコ、中田英寿
DF/長友佑都、ペレイラ、井原正巳、内田篤人
GK/川島永嗣
選んだ基準はインプレッション、過去30年のJリーグで強烈な印象を与えた選手を選んだ。
FWは迷うことなくこの3人で決まり。ゴール裏で見た久保竜彦や、パトリック・エムボマのシュートは鳥肌が立つほど破壊的だった。Jリーグで活躍した期間は短かったが、見たいと思うものを見せてくれる三笘薫のドリブルもはずせない。
MFはカズ、ジーコ、ヒデしか思い浮かばない。ジーコが開幕戦で見せたハットトリックは、それだけで永遠不滅。
DFは中央の2人にペレイラと井原正巳を選んだが、守備と共にフィードの正確さも評価した。ペレイラはDFながら写真映えした。
攻守にわたる存在感でSBのひな形を完成させたのは長友佑都、内田篤人の2人。海外でも成長した姿を見せ、日本人選手の海外移籍の流れを作った。
GKは最も悩んだが、そのポジションでの役割のみならず、GKという生き方を実践している川島永嗣で決まり。
ちなみに監督は六川則夫、コーチは今治の岡ちゃんにお願いしたい。
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