識者が選んだ今季JリーグMVPと新人王。2022シーズンのナンバーワンプレーヤーは誰か (4ページ目)
中山 淳(サッカージャーナリスト)
新人王:松木玖生(FC東京)
高卒ルーキーとして大きなインパクトを残した松木玖生。期待を裏切らなかったことも含め、今季のベストヤングプレーヤーに選びたい。
前評判がよかったとはいえ、高校年代とプロとでは、プレー強度、スピード、技術、戦術など、大きなレベル差が存在する。だが、松木は開幕戦からスタメン出場を果たしたうえ、シーズンを通して主軸としてプレー。
1シーズンを戦うスタミナとフィジカルも申し分なく、来季以降の成長も期待できそうだ。
浅田真樹(スポーツライター)
新人王:松木玖生(FC東京)
これは松木玖生で文句なしだろう。
高卒ルーキーにしてJ1で開幕スタメンを勝ち取ったばかりか、その後もシーズンを通してほぼフル稼働。リーグ戦30試合以上に出場し、しかも、その半分以上が先発フル出場だった。並みの19歳ができる芸当ではない。
インサイドMFのポジションを考えれば、2ゴールという数字に物足りなさはあるが、それを割り引いてもなお、特筆に値するルーキーシーズンだった。
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