横浜F・マリノスの22歳DFが多機能型選手に変容。日本代表入りも近いと見る (3ページ目)
ただ、大学を経由したせいか、たとえば同じ浦和レッズの下部組織出身で、東京五輪にも出場した同学年の橋岡大樹(シント・トロイデン)と比較すると、出世が遅れている印象は否めない。しかし、日本代表を狙おうとしたとき、橋岡がプレーする右SBより左SBのほうが、ハードルが低いことも事実だ。
こう言っては何だが、先述の名古屋戦で仲川に送ったフィードは、長友佑都(FC東京)にはまず出すことができない種類の縦パスである。橋岡より日本代表の座は近いと見ることもできる。今季は遅れを挽回するチャンス。横浜FMのCB兼左SBがどこまで成長するか。目を凝らしたい。
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