実績十分、知名度抜群でJ加入も...。ひっそり消えていった11人の大物助っ人たち (4ページ目)
近年でも、期待はずれに終わってしまった助っ人はいる。カメルーン代表で活躍したMFアシール・エマナ(J登録名アチーレ・エマナ)は2016年7月、徳島ヴォルティスに移籍。当時J2の徳島にやってきてファンを驚かせた。しかし、公式戦に1試合も出場することなく同年末で退団することになる。
ブラジル出身の元ドイツ代表FWカカウは、2014年8月にセレッソ大阪に加入。決定力不足を解消する存在として期待された。結果はリーグ戦12試合5得点で、救世主にはなれずチームはJ1から降格。翌2015年はJ2で6月までプレーしたが、12試合2得点の成績で契約終了となった。
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世界で築き上げた実績と知名度が高い選手ほど、Jリーグで見られることが決まった時の喜びや期待値は大きい。それだけに、彼らがひっそりとJリーグを去る寂しさは、狐につままれたような気持ちにさせる。それを幾度となく味わってきたからこそ、イニエスタのような"優良大物助っ人"ぶりが際立ってくるのだろう。
浦和レッズ黄金期を支えた最強助っ人ポンテ
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