川崎Fがシステム変更も上々の成果。
ガツガツいった若手FWも「買い」だ

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • 山添敏央●撮影 photo by Yamazoe Toshio2

 この試合で、川崎での公式戦デビューを果たした宮代は、試合開始直後のビッグチャンスに、大島からのクロスをゴール前で合わせ損なったのをはじめ、ゴールを決めることはできなかった。しかしながら、その後も臆することなく、自ら仕掛けてゴールへ向かうなど、積極的な姿勢は頼もしく、もちろん、点を取れれば言うことなしだったが、そのプレーぶりは今後を期待させるものだった。

 宮代は「ゴールという形でチームの勝利に貢献できなかった」と悔しがりながらも、強い口調でこう語る。

「積極性やゴール前での迫力は自分のよさ。そこを出していきたい。山口から半年で戻ることになったが、覚悟を持って帰ってきた。もっともっと継続して試合に出続けないと。日々の練習から勝負したいし、そうでないと上には行けない」

 新システムと若手の台頭。覇権奪回を狙う川崎にとっては、今季初戦で手にした上々の成果である。

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