2020.02.18

横浜FCはJ1で通じるか否か。
若手の攻撃で感じた劇的成長の期待

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei
  • photo by AFLO

"キング"三浦知良をはじめ、中村俊輔、松井大輔、レアンドロ・ドミンゲスと、13年ぶりにJ1の舞台に戻ってきた横浜FCには、日本サッカー史に名を刻む錚々たるメンバーが揃う。

横浜FCは多くの若手をスタメンに抜擢した もっとも、彼らの姿はピッチにはなく、観客席にあった。コンディションの問題か、あるいは翌週に控えるJ1開幕戦を見越したものなのか。ピッチに立ったのは、下平隆宏監督が「現時点でのベストなメンバー」と自信を持って送り出した、平均年齢25歳ちょうどのフレッシュな面々だった。

 リーグ戦よりもひと足先に幕を開けた、今季のルヴァンカップ。横浜FCはホームにサンフレッチェ広島を迎え、13年ぶりにJ1チーム同士の戦いに挑んだ。

 スタメン11人のうち、GKの六反勇治をのぞけば、J1でのプレー機会が少ない選手ばかり。瀬古樹、齋藤功佑、中山克広、松尾佑介の4人にいたっては、まさに初体験だった。

 カップ戦であるから正確にはJ1デビューとは言えないが、J1開幕を翌週に控えるなか、広島もベストメンバーでこの試合に臨んでおり、レベル的にはリーグ戦と遜色ない。