阿部勇樹「すべてはレッズのため。
レッズでサッカー人生を終わらせたい」 (3ページ目)
やりがいを与えてくれるのは、何もピッチの中だけにあるものではない。
「やはり、家族の存在が大きいです。子どもは僕がサッカーをやっていることを理解しているし、(子どもに)自分がサッカーをやっている姿を少しでも長く見せたい。もちろん、自分も少しでも長くサッカーを続けたいと思っている。
そう思えるのも、それが可能なのも、家族がいるから。キャンプなどで長い間、家にいないときでも、子どもの面倒をみてくれる奥さんがいる。普段も、栄養や健康などいろいろなことを考えて、食事を作ってくれている。そうして、試合に勝つと、奥さんも子どもも、家族みんなが喜んでくれる。その回数を1回でも多くしていって、優勝する姿を見せてあげたい。
当然、サポーターのために、という気持ちも強い。ぶつかるときもあるけど、『一緒に戦っているなぁ』と思うし、目指す方向は一緒だからね。僕はレッズって、大きな家族だと思っている。だから、"家族"が喜ぶような結果を出していきたいんです」
そのためにも、阿部はピッチに立ち続けなければならない。
「レッズという『大きな家族』みんなが喜ぶ結果を出したい」と語る阿部勇樹 ボランチのレギュラーは、阿部と柏木陽介が今季も鉄板だろう。それでも、浦和に来て4年目の青木拓矢が控え、期限付き移籍から矢島慎也(ファジアーノ岡山→)も戻ってきた。最終ラインを務める遠藤航も、ボランチでのプレーに意欲的だ。プレーの内容次第では、ベンチに座る可能性がないわけではない。
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