堅実にゼロックス杯を制した鹿島。
あとは新戦力がもたらす「強引さ」
2017年シーズンの到来を告げる、FUJI XEROX SUPER CUP(ゼロックス杯)が行なわれ、昨季J1優勝の鹿島アントラーズが同2位の浦和レッズを3-2で下した。
新潟から加入したレオ・シルバら、4人の新戦力が先発した鹿島 鹿島が昨季終盤、JリーグチャンピオンシップからFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)、さらには天皇杯で見せた勝負強さはいまだ健在。レアル・マドリードを土俵際まで追いつめた勢いそのままに、今季Jリーグの最初のタイトルマッチを制した。
だが、この時期、すなわちJ1とAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の開幕を控えた段階での"一冠獲得"には、あまり大きな意味はない。
やはりフォーカスすべきは結果よりも、先に挙げたふたつのビッグタイトルを手に入れるべく、長いシーズンを戦うための準備がどれだけ進んでいるか、であろう。
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