【サッカー日本代表】後藤啓介「『最初の5試合』で結果を残さないと」新天地での初ゴールの裏にあった"滑り出し"へのこだわり
【連載】サッカー日本代表・後藤啓介のROUTE42 ~GO TO 2030~
Vol.01 前編
4年後の2030年ワールドカップに向けた歩みを克明に記録する、サッカー日本代表FW後藤啓介の新連載がスタート。今夏、ドイツ・フライブルクへステップアップを果たした後藤。高校2年生でプロデビューを飾ったジュビロ磐田時代から意識する"滑り出し"へのこだわりとは。
新連載がスタートしたサッカー日本代表FW後藤啓介 photo by Kyodo News
【「『こいつは短い時間でも決めてくれる』と思われないと」】
後半アディショナルタイムだった。
途中出場の後藤啓介は、ヴィンチェンツォ・グリフォのCKを頭でゴールに叩き込んだ。フライブルクの3点目。試合を決定づける一撃だった。
2026年8月20日、UEFAカンファレンスリーグのプレーオフ、マザーウェル戦は、後藤にとってフライブルクでの初陣だった。北中米ワールドカップの閉幕から、およそ1ヵ月しか経っていなかった。
「『最初の5試合』はすごく意識していました。移籍したばかりのタイミングで、サポーターやチームメイトから認められるには、『最初の5試合』で結果を残さないといけないと思っていましたから」
なぜ、「最初の5試合」なのか。
「やはり、大事なのはゴールじゃないですか。移籍してすぐのタイミングでは特に。最初は出場時間も短いので、『こいつは短い時間でも決めてくれる』と思われないと、パスは出てこないですから」
では、そのゴールの後に何が変わったのか。
「最初のゴールを決めてからは、試合中にパスが来るようになりましたし、アイコンタクトも取れるようになりましたね。信頼を勝ち得るには、やはり、最初にどれだけ結果を残せるかだと思っています」
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著者プロフィール

ミムラユウスケ (みむら・ゆうすけ)
スポーツライター。2006年7月に活動をはじめ、2009年1月にドイツへ渡る。ドルトムントやフランクフルトに住み、ドイツを中心にヨーロッパで取材をしてきた。Bリーグ開幕日の2016年9月22日より拠点を再び日本に移す。『NumberWeb』での連載は2009年7月から続いている。近刊に執筆・構成を務めた香川真司「心が震えるか、否か」。著書に「千葉ジェッツふなばし 熱い熱いDNA」や「淡々黙々。」(内田篤人氏と共著)、横浜ビー・コルセアーズの「海賊をプロデュース」(木村剛氏と共著)がある。岡崎慎司の著書「鈍足バンザイ!」の構成も手がけた。

