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【サッカー日本代表】駒野友一が聞いた「先輩」森保一監督のワールドカップ攻略法 「ジュニア世代から守備を教えてあげないと」 (3ページ目)

  • 原山裕平●取材・文 text by Yuhei Harayama

【駒野が注目するサイドの選手】

「攻撃では、選手の特徴を生かしたサッカーをしていますよね。森保さんがその特徴を存分に出させてあげるようなチーム作りをしていると思います。でも、森保さんらしさを感じるのは、守備のところですね。そこの基準に達していない選手はスタメンで出られない、というのは見ていても思います。

 僕が引退してコーチになった時に、ちょっと話したことがあるんですよ。やっぱりジュニア世代から守備のことを教えてあげないと、世界との差は広がってしまうとおっしゃっていました。世界と戦ううえでは、やっぱり守備が重要で、森保さんもそういう認識を持っているんだと思います」

 前回大会ではドイツとスペインを撃破し、この4年の間にはアジア予選を危なげなく突破し、ブラジル、イングランドといった強豪国からも勝利を手にした。史上最強と謳われる今の日本代表の強みを、駒野はどこに感じているのか。

「ブラジルにしても、イングランドにしても、今まで勝てなかったチームに勝利できたのは、本当にすばらしいこと。一人ひとりの守備の意識もそうですし、チームとしての守備の連動性も備わっている。日本人の特徴でもある、粘り強く、あきらめずに戦うところが選手全員に植えつけられていて、それがピッチ上でも表現できているなと感じます。

 ハイプレスだけではなく、あえて引いて守る時間もあるんですけど、そこを耐えしのいで、カウンターからでも、つなぎの部分からでも得点を取れる。相手や時間帯によって柔軟性のある戦いができているので、本当に成長が感じられる日本代表を今は見られているのではないでしょうか」

 攻撃的な3-4-2-1の布陣で戦う今の日本代表には、サイドバック的な選手が少なくなっている。だがやはり、駒野は自身がプレーしたサイドの選手に注目しているという。

「伊東純也選手(ゲンク)はインサイドでもプレーしていますけど、右のウイングバックとしても結果を出していますし、中村敬斗選手(スタッド・ランス)は攻撃的な選手ですけど、サイドの守備もがんばることができる。ウイングバックは自分もやっていたポジションなので、彼らには注目していますね」

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