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サッカー日本代表の進化と変わらぬ課題 イングランド人記者の「中田英寿が思い浮かぶ」理由 (3ページ目)

  • 山中忍●文 text by Shinobu Yamanaka

 かく言うジョナサンも、決して楽ではないワールドカップのグループFからの日本の勝ち上がりは、十二分に可能性があると見ている。

「チュニジアほど弱気なチームは珍しい。日本が勝てない理由などないさ。オランダも無敵なんかじゃない。残るプレーオフ経由のもう1チームは、それなりのチームだということ。チュニジア戦で勝てば、グループステージ突破の確率は俄然高まるわけで、次の32強はクジ運を含めて何が起こっても不思議じゃない。(代表史上初の)8強入りするだけでも立派な成果だと思うけど、大目標の達成に向けて幸運を祈るよ」

 イングランドでも、確かな実力を持つチームとして認識されている日本。互角以上の戦いを見せてしかるべきスコットランド戦、ワールドカップ優勝候補との腕試しに挑むイングランド戦を経て、もう一段階、英国人が持つ"日本像"の殻を破ってもらいたい。

著者プロフィール

  • 山中忍

    山中忍 (やまなかしのぶ)

    青山学院大学卒。1993年に渡欧し、西ロンドンが人生で最も長い定住の地に。イングランドのサッカー界を舞台に執筆・翻訳・通訳に勤しむ。著書に『勝ち続ける男 モウリーニョ』、訳書に『夢と失望のスリー・ライオンズ』、『バルサ・コンプレックス』(ソルメディア)など。英国「スポーツ記者協会」及び「フットボールライター協会」会員。

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