日本代表はオーストラリアに勝てるのか。豪州のプレースタイルと気になる選手は? (4ページ目)
また、何と言っても身長が高いので、シンプルなクロスが、即決定的なチャンスになりやすい。サイド攻撃はやはり脅威だ。それに当然のことながら、セットプレーが加わる。吉田麻也、冨安健洋が、どこまでその空中戦に対抗できるか。
引き分けでも可となる今回の一戦に、オーストラリアはそうした従来通りのスタイルで臨むのか。日本にとって歓迎すべきは"非従来的"なサッカーだが、アーノルド監督の出方はいかに。
ちなみに、日本がオーストラリアを下して優勝した2011年アジアカップから、10年と9カ月が経過した。当時のメンバーがひとりも残っていないオーストラリアに対し、日本は4人(長友、吉田、川島永嗣、権田修一)も健在だ。この0対4の関係も、筆者は大きな問題として捉えている。
4 / 4