日本は男女ともにメダルのチャンス!? 五輪サッカーの行方を占う「七不思議」 (4ページ目)
◆女子サッカー五輪優勝国の絶対的な条件
五輪の女子サッカーで頂点に立つためには、絶対的な条件が必要となる。それは、W杯の優勝国であることだ。最多4度の優勝を誇るアメリカも、第1回W杯(1991年)の覇者。その後も1999年大会、2015年大会を制している。
2000年シドニー五輪で金メダルを手にしたノルウェーも、1995年W杯の覇者。前回の2016年リオデジャネイロ五輪で初優勝を飾ったドイツも、2003年大会、2007年大会とW杯で2度栄冠を獲得している。
女子W杯の優勝国は、上記3カ国にわれらが日本を加えた4カ国のみ。そして、今回はノルウェーとドイツが不参加。つまり、東京五輪で金メダルに輝く可能性が高いのは、日本かアメリカのどちらか、ということになる。
【過去の女子世界大会(W杯・五輪)優勝国】
1991年=アメリカ(W杯/中国)
1995年=ノルウェー(W杯/スウェーデン)
1996年=アメリカ(五輪/アメリカ)
1999年=アメリカ(W杯/アメリカ)
2000年=ノルウェー(五輪/オーストラリア)
2003年=ドイツ(W杯/アメリカ)
2004年=アメリカ(五輪/ギリシャ)
2007年=ドイツ(W杯/中国)
2008年=アメリカ(五輪/中国)
2011年=日本(W杯/ドイツ)
2012年=アメリカ(五輪/イギリス)
2015年=アメリカ(W杯/カナダ)
2016年=ドイツ(五輪/ブラジル)
2019年=アメリカ(W杯/フランス)
※( )内は大会名/開催国
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