スペインの目利きが挙げる
「森保ジャパンでとてもいいプレー」の5人 (2ページ目)
パナマ戦の出場はなかったが、コスタリカ戦でのプレークオリティも高く、いまや日本の攻守の起点として欠かせない」
中島翔哉
ウルグアイ戦の後半、劣勢を盛り返す攻撃を見せていた中島翔哉「左サイドで長友と連係する巧みさを見せた。逆足(利き足と違うサイドでプレーする。右利きの中島は左サイド)を利用し、中に入って南野、大迫、堂安らと連係し、同時に外を長友に使わせている。切り返して自分に敵を引き寄せ、逆サイドの裏(堂安)を一気に狙うパスも、高い評価を与えられる。
突破力があるだけに、ディフェンスのバランスを崩し、狼狽させていた。2点目を導いたミドルのように、シュートの選択肢も持っている。注目すべきは後半の序盤のプレーか。相手のペースになりかけたところ、左サイドで劣勢を盛り返すような攻撃を仕掛けている。積極的にシュートを打ち、態勢を挽回。1対1に強い自信を持ち、ドリブルから精度の高いクロスも上げていた。
コスタリカ戦に続いて、際だったプレーを見せている」
堂安律
パナマ戦は後半36分から出場。ウルグアイ戦で代表初ゴールを決めた堂安律「ウルグアイ戦では中島と同じく、サイドバックと良好なコンビネーションを見せた。逆足の特性を生かし、左足で鋭いシュートを放っている。ダイアゴナル(斜め)に入っていく攻撃は、パワーとスピードを感じさせる。2点目のシーンでは、左から中央へボールを運び、2人を相手にしながら、ボールを失っていない。そのボールを中島に預け、大迫の得点につながった。
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