メダルどころか五輪出場に黄信号。すべては手倉森監督の采配に (5ページ目)
もっともそれはW杯初出場をかけた戦いだった。今回は五輪6大会連続出場がかかっている。監督は、それを途切れさせるわけにはいかないという半端ないプレッシャーにも襲われるだろう。監督の仕事としての難易度は、相当に高い。
手倉森監督が哀れに見えてくるほどだ。いい素材を育てることができていない協会の問題を、1人で背負い込まされてしまった運の悪い人に見えてくる。
逆風吹く中で、彼がどれほどの采配を見せるか。五輪最終予選の観戦が、僕は怖いもの見たさの心境になりつつある。
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