【プロ野球】トライアウトに松山竜平、山足達也、又吉克樹らが込めた覚悟 選手会が守り抜こうとした「野球を続ける場」の意味 (5ページ目)
トライアウトをやる意義はこれまでと変わらず、選手に少しでもチャンスを与えたいということです。12球団の編成担当は『トライアウトだけで選手を決めることはない』と言いますが、今シーズンはケガなどで力を発揮できなかった選手もいますから、その最終確認の場にはなると思っています。
また、ある選手からは『ひとつの区切りになりました。ありがとうございます』という言葉もいただき、やってよかったと感じました。来年以降も、選手から『もうやらなくていいのでは』と言われない限り、トライアウトは継続していく予定です。来年に向けて、また準備を進めていきたいと思います」
もはや日本野球特有の文化となったトライアウトは、来年以降も選手会主催で続いていくことになる。ひとりでも多くの選手が新たな機会をつかみ、納得のいく野球人生を歩めることを願わずにはいられない。
著者プロフィール
村瀬秀信 (むらせ・ひでのぶ)
1975年生まれ。神奈川県出身。茅ケ崎西浜高校野球部卒。主な著書に『止めたバットでツーベース 村瀬秀信 野球短編自撰集』、『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ 涙の球団史』、『気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』など。近著に『虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督』がある。
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