【ヤクルト二軍レポート】猛暑の戸田で汗を流す石川雅規、坂本拓己、田中陽翔...世代を超えた一軍への挑戦 (4ページ目)
身長183センチ、体重88キロの大型遊撃手は、今は戸田で鍛錬を続けている。
「守備では守備範囲の広さや前への打球への対応、打撃では初球をしっかり捉えることなど、まだまだ足りない部分が多いので、しっかり取り組んでいきたいです。二軍では3割近い打率を残すことが目標で、そこでまた一軍に上がれて、結果を残せたら今年の内容としてはいいと思います」
8月9日、ファームの西武戦で田中は初回に先頭打者ホームランをライトへ放った。再び一軍昇格を目指して、アピールを続けている。
著者プロフィール
島村誠也 (しまむら・せいや)
1967年生まれ。21歳の時に『週刊プレイボーイ』編集部のフリーライター見習いに。1991年に映画『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台となった野球場を取材。原作者W・P・キンセラ氏(故人)の言葉「野球場のホームプレートに立ってファウルラインを永遠に延長していくと、世界のほとんどが入ってしまう。そんな神話的レベルの虚構の世界を見せてくれるのが野球なんだ」は宝物となった。以降、2000年代前半まで、メジャーのスプリングトレーニング、公式戦、オールスター、ワールドシリーズを現地取材。現在は『web Sportiva』でヤクルトを中心に取材を続けている。
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