侍ジャパンと対戦する国の主力選手たち 韓国のメジャー二遊間コンビに国内リーグ二冠王は強力 中国の190センチ右腕は怖い存在 (4ページ目)

  • 木村公一●文 text by Kimura Koichi
  • photo by Getty Images

チェコ

 昨年9月、ドイツで開催された世界予選を勝ち抜き、本戦出場を果たした。プロリーグはなく、多くは国内のアマリーグでプレーしている。本業は高校の教師や消防士、なかには雑誌編集者など多士済々。

 そんななか、エリック・ソガードはメジャー5チームで、計11年プレーした経歴を持つ内野手だ。アスレチックスに在籍した2013年には130試合に出場して、打率.266、2本塁打、35打点を記録。19年のブルージェイズ時代には10本塁打を放った。ソガードは、生まれはアメリカだが、母親がチェコ出身ということで、今回の出場がかなった。

 ちなみに、日本はチェコと16年前に対戦経験がある。2007年の北京五輪のプレ大会において、日本代表は星野仙一監督率いる若手プロと大学生の混成チーム。結果は延長11回の末、3対2で日本が勝利した。

 日本にとっては1次リーグで勢いをつけ、準々決勝へと臨みたいところだ。前評判は圧倒的に日本が高いが、野球は何か起こるかわからない。

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プロフィール

  • 木村公一

    木村公一 (きむらこういち)

    獨協大学卒業後、フリーのスポーツライターに。以後、新聞、雑誌に野球企画を中心に寄稿する一方、漫画原作などもてがける。韓国、台湾などのプロ野球もフォローし、WBCなどの国際大会ではスポーツ専門チャンネルでコメンテーターも務める。

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