WBCは「初戦・大谷翔平、2戦目・ダルビッシュ有」となるのか。五十嵐亮太が考える投手陣のローテ 第二先発や抑えに適任の投手も挙げた

  • 長谷川晶一●取材・文 text by Hasegawa Shoichi
  • photo by Kyodo News

【クローザーは東京五輪と同じく栗林良吏か?】

――昨秋に行なった五十嵐さんへのインタビューでは、日本シリーズで負傷した山本由伸選手の復調具合を考慮に入れつつ、「大谷、ダルビッシュが軸となって、そこに佐々木朗希が絡んできたら面白いね」と発言していました。まだ予想段階ですが、まさに、その通りの展開となっていますね。

五十嵐 いやいや、それは誰もが予想できることですから、僕がすごいのではなく、誰もが思い描く青写真です(笑)。でも、さっきも言ったように、メジャー各球団がどれだけ協力的なのかで、選手起用も変わりますからね。「初戦・大谷、2戦・ダルビッシュ」でいって、3戦目に佐々木投手、4戦目に山本投手が投げる。これで1次ラウンドに臨むことができるのが、侍ジャパンとしては理想的なローテーションだと思います。

――当然、決勝、準決勝、準々決勝と逆算した上でのローテーション編成だと思います。仮に、予想通りに「初戦・大谷、2戦・ダルビッシュ」が実現したとしたら、準々決勝以降はどのようになりますか?

五十嵐 ポイントは16日の準々決勝になるでしょう。仮に大谷選手が9日、ダルビッシュ投手が10日に先発した場合、16日だと大谷選手は中6日、ダルビッシュ投手は中5日になります。どちらも先発することができるし、W投入も可能になります。当然、ここで負けたらアメリカには行けないので、この戦いがポイントとなるのは確かです。WBCのような国際大会は、全試合がポイントなんですけどね(笑)。

――ここで勝ち進むことができれば、侍ジャパンは日本時間21日の準決勝、22日の決勝と続きます。そうなれば、佐々木投手、山本投手の出番となりそうですね。

五十嵐 そうですね。どうなるかはわからないけど、そのような流れになれば侍ジャパンとしては理想的な展開だと思います。先発ローテーションは充実しているので、そんなに心配はないですが、国際大会では「第二先発」を含めた継投が本当に大切になってくると思います。

――その「継投」ですが、クローザー候補には松井裕樹(楽天)、大勢(巨人)、栗林良吏(広島)投手などが並んでいます。五十嵐さんは誰が適任だと思いますか?

五十嵐 もちろん、それぞれ実力も経験もあるので、誰に任せても大丈夫だと思いますが、東京五輪で結果を出した栗林投手でいいと僕は思いますね。国際大会という独特の舞台を経験して、きちんと結果を残しているというのは強みですから。

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