中日を支えたお買い得な名助っ人たち。森繁和が明かす中南米ルートの構築秘話 (5ページ目)
「オレは別に3000万にこだわっているわけじゃないよ(笑)。1億あれば3人とれるという考え方だよ。『この額なら、よそのほうがいい』と言われればそれまでだけど、先に契約金を提示する。それが魅力的に映ったのかもしれない」
ドミニカに"道"をつくりにいった森氏は、現地球団とのパイプを太くし、魅力的な外国人選手を連れてくるようになった。そしてドミニカに飽きたらず、中南米各国にルートを広げていく。
そうして生まれた新たなトレンドが、外国人選手を「育成」で獲得し、日本で育て上げるという手法だ。
(後編へ続く>>)
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