12球団の「もったいない選手」たち。 能力は超一流も定位置奪取できない【2020人気記事】

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Koike Yoshihiro

 広島の捕手陣は層が厚く、32歳で働き盛りの正捕手・會澤翼がいるうえ、40歳の大ベテラン・石原慶幸(今季で引退)も脇を固める。若手には坂倉将吾、中村奨成と未来を担う逸材が育ってきている。これだけ人材が豊富だと、ひとりくらい他球団に出しても......という気がしないでもない。

「もったいない選手」という切り口でこれだけの選手名が挙がるのだから、日本球界にはそれだけ好素材がいるという証拠かもしれない。

 また、コロナ禍の影響ですっかり議論が先送りされているが、新たな移籍制度「ブレークスルードラフト(現役ドラフト)」を導入するのであれば、本稿に登場するような選手が対象にならなければ大きな意義を生まないだろう。

 本稿で紹介できなかったなかにもファンの間で「もったいない」と感じる選手はいるはずだ。その熱い思いがいつか実ること、そして球界の人材活性化につながることを期待したい。

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