ローテ死守の葛藤を超えて...。
DeNA井納翔一「優勝への配置転換」 (5ページ目)
「毎年オフになると思うんですけど、去年の僕の勝ちと負け数が逆だったら、優勝できていたかもしれないんです。それが悔しいんですよね。昨年、日本シリーズに出場しましたが負けてしまいました。僕自身も初戦に先発して打たれてしまった。何が足りなかったかは今でもよくわからないですけどね。
そのことがどんな経験になっているのか、正直なところシーズンが始まってみないとわからないと思います。結局、どんな環境だろうと、ひとつひとつやっていくしかないんですよ。ルーキーの時のように黙々と。僕は結果を残すだけですから」
当初とは予定が変わったが、"ブルペン陣の一角"として起用される初のシーズン。2018年。横浜DeNAベイスターズ、乗り越えるべき高い壁。悲願達成の扉を開くカギは、間違いなく"中継ぎ投手"井納翔一が握っている。
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