松坂大輔「去年の10月、ある施設で先生が肩をはめてくれたんです」 (5ページ目)
── その後悔というのは、何に対する思いだったのでしょう。
松坂 まったく投げられない状態だったら、あきらめていたかもしれません。でも、少しなら投げられるという状態だったので、あとから「もう少しリハビリを続けておけば投げられるようになったかもしれないな」というふうにだけは絶対に思いたくなかったんです。
やっぱり、続けるにしても終わらせるにしても、自分の心の中がスッキリした状態でなければ、後悔すると思いました。だって、今のところは自分の力が落ちたというふうには、まだ全然、思ってませんからね(笑)。
◆山本昌は中日ドラフト1位・鈴木博志のフォームを高く評価していた>>
◆戦力外となったもう1人の春夏連覇エース。背番号143からの再出発>>
5 / 5